oceangirlmi-naのブログ

好きなことは海と人とスポーツと旅と写真。今興味があることはPR・広報とフェミニズムとおもてなし。会社員しながら色んなプロジェクトに関わって『自分の周りの人達を幸せに出来る力』をつけるために社会経験中です。ウィンドサーフィンとラグビーの魅力を伝えたり、サーフィンなどの海遊び記録とか、人と会って話して感じたこととか。書くことが好きなのでとにかく色々書いていこうと思いますっ

髪を切った気持ちの区切りに。

【4年間伸ばした髪を切った話】

髪を切った。

2014年に肩上のボブにしてから、4年間。
胸の下まであった髪をバッサリ肩まで切り、とてもスッキリした。

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最初の2年はただ伸ばしたくて、
そのあと1年は結婚式の為に伸ばして、
最後の1年は、ここまで伸ばしてただ切って捨てるのはもったいないと思って、
『ヘアドネーション』として寄付することを決めて伸ばした。

Japan Hair Donation & Charity(ジャーダック)|ヘアドネーションを通じた社会貢献活動

色々調べた結果、32センチ以上の寄付で実現する「医療用カツラ」のために結構な長さが必要だと知ったので、最後の1年は完全にその長さに達するためだけに伸ばした。

当たり前のように髪があって、伸ばすことも切ることも選択できる自分に、
こんなことで出来る社会貢献があると知った時は、
やっぱり『当たり前のことを当たり前ではない人たちがいる』というのを改めて感じた記憶がある。

実際にはこの4年間、長すぎる髪に途中ストレスも感じて、
特に冬は静電気もすごいし髪を洗う時間も乾かす時間も面倒で、
切ってしまおうか、、、
と2回くらい思ったけど、ここまで伸ばしきることができて良かった。

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髪を切った後の自分は変な達成感というか、伸ばした髪の毛への多少の執着はあったのだけど(もったいないみたいな)
誰かの為になると思うと頭も体も軽やかに爽やかな気持ちになった。

4年もかけて伸ばしてもたった一人分にもならないかもしれないと思うと、
知らなくて捨てているだろう多くの人に知って欲しいと思った。



【髪を切ってリセットしたいという勝手な女心】

髪を切る”タイミング”をいつにしようかとても悩んでた。
ここまでくると切るタイミングを失ってた感がある。

新年はとっくに明けたし、
誕生日はまだ先だし、、、

でもなんか自分自身を一回リセットというか、気持ち的な区切りを付けてこれから先のことを考えたいと思っていた時期で、何かのきっかけを探してた。
人によってはどうでもいいことかもしれないけど、髪をばっさり切るって結構な変化だと個人的には思ってる。


そんなとき、ちょうど約1年の海外留学から親友が帰国することになり、
彼女との再会の日を私の新たな区切りの日にしようと思って、再会の日に髪を切ってから会うことにした。


親友のあかねがいなかった約1年、自分はほとんど立ち止まっていたような感覚で、
先の事なんて前向きに考えられなくて、もどかしい期間を過ごしてた。

今は歩き出してはいるけど、走ってもないのに息が切れそうになってまた立ち止まったり、
自分のペースを探りながら、ゆっくり進んでいる感じ。
自分のことが自分でも分からないことが多くて、「大丈夫、大丈夫」と言い聞かせ日々精一杯過ごしている。

その間に彼女は新しい経験を重ねて、私の知らない世界を見てきて、
今はこれから先の未来のことを考えてる。
求職中の彼女は不安もあるとは思うけど、私から見たら無限の可能性しかない。

そんな大好きな親友との再会の日は私にとって特別だったし、前向きになれる時間をくれると確信してたので、その日に髪を切ると決めた。

そしてやっぱり、未来志向の有意義な一日になった。

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【自分の尊敬するひとに尊敬される幸せ】

あかねや数人の友人を"親友"とわかりやすく呼ぶけど、親友の定義は人により違う気がしてる。


私にとっては、
お互いをリスペクトして、心から安心できて、バカなことも一緒に出来てダメな自分も見せられて、間違っていることは間違っていると言えて、
熱い話も浮かれた話も出来る、見栄を張らず、お互いを認め合えて、素直な自分でいられる、、、
そんな愛すべき存在。

再会は久しぶりに感じることもなくて、いつものように色んな話をした。

20代後半になってから、それまでは仕事や友人、趣味や恋愛の話ばかりだったのに、
時々、政治や教育や社会に対する、問題意識やお互いの意見を話すようになった。

語り合うといつも気づきや学びがある。
お互いに「何かを与えよう」として与えているものじゃなくて、堅苦しい話ばかりしているわけでもなくて、
でも自然と議論をしていくことで得るものや与えるものが必ずある。

それぞれが自分の持っていないものを持っていて、でも傲らない。
かけがえのない存在で、どんな自分でも一緒にいられる最高の関係。


そんな自分がリスペクトする人から、自分がリスペクトされることほど勇気づけられることは無い。
自分が誰かの励みになり、背中を押せる存在でいられることの幸せ。

そんな親友達の存在が、やっぱり人生のどんな場面でも支えになってると改めて感じた日だった。



それぞれ物理的には離れたところにいることが多いけど、
いつも彼女たちに誇れるような人生を生きたいなと思えることがモチベーション。

誇れるっていうのは、何か自慢できるようなすごいことをしようとかでなくて、
今自分がいる世界で、想いを持って生きること。
常に全力でいるのは難しいし、失敗したり間違ったり時には逃げてしまうこともあるかもしれないけど、それでも自分の人生に向き合って真っすぐに生きること。

そんな全部をひっくるめて"私"としていつも側にいてくれる、愛すべき友との再会は最高の日になった。
あかねおかえり!待ってた!

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【やっぱり思い出す、忘れられない日】

そしてこの日も含めて、最近感じること。
人生には「何かのターニングポイント」になる1日がある。

今の私があるのはあの日がきっかけだとか、
火を付けたのは間違いなくあの瞬間だった、
という日。

今の私の活動だと、ウィンドサーフィンのリオ五輪代表選考の日。

何年たってもあの時の感情は思い出す。
誰かに助けを求めたかった親友を、助けることもそばにいることも出来なかった。
「自分ではどうすればよいか分からない。助けて欲しい。」
と言うことすら許されないことにも憤りを感じたし、あの時、私に出来ることがあったはずだと感じた悔しさは絶対に忘れられない。

でも、私はいつも心の片隅にあるその話を、私から敢えて誰かに思い出させることはしないようにしてきた。
もう乗り越えた過去として話さない方が良いのかな、となんとなく空気を読む。

でも、ちょう最近オリンピックというキーワードで話をしたり、友人同士の近況を話すと、
私からではなくて、友人の方から『やっぱりあの時のことは忘れられない』と言われる機会がポンポンと重なった。しかもどれも全然別々のタイミングで。

「ああ。みんなも忘れてないんだな」

という嬉しさがあった。



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もう既に前に進んでいるし、
真実は決して分からないし、
変えられない過去のことを言っても仕方がない、、、
とか色んな想いがあって私からその話はしないけど、
本当は、みんなの心にもまだ残っているのか?といつも気にかかっていた。

そして数年経った今も、あの時に”悔しい”と感じた人たちの心には私と同じように残っていることを知って、嬉しかった。

数年ぶりに、心に残っている同じ悔しさみたいなものを共有できて、最近とても励みになった。


そして髪を切って親友と再開したこの日も、特別に何かが起こったわけではないけれど、
私にとっては、なんとなく忘れられない日になるかもしれないと思った。




【”怒り”が原動力でも良い。ポジティブに明るい未来は描ける】

そんなターニングポイントとなるような、忘れられない出来事があっても、
自分の中では深く沈めて表には出さない方が良いと察していたのには自分なりの理由があり、

悔しいとか、憤りとか、「怒り」のような思いから生まれるものは ”良くないもの” だと思いこんでいて、
最初の1年くらいはどうやってその思いを自分の中で消化して、
もっとポジティブな想いに変えていくことができるかなということに悩んでいた。


でも2年前かな。
CO(コミュニティオーガナイジング)というコーチングを受けて、
そこで出会ったある人が、怒りが原動力だというような話をしていて、
でも今も怒り続けているわけでは無い。ポジティブな想いで、明るく取り組んでいる
というような話を聞いて衝撃を受けた。

怒りが原動力でも、暗い気持ちで、嫌な想いをずっと抱いて、、、
ではない方法があるのか。

ああ。怒りが原動力でも良いんだ。

と知ったときだった。

すごく救われた気持ちになった。

そこからは、この原動力となった怒りや憤りを無理に忘れたり消化しようとせず、
おかげで今こんなにも前向きに新しいチャレンジが出来ているんだと感謝しながら進むことが出来るようになった。



【2020年と、その先】

あかねと再開し、髪を切って、原点を今一度振り返って胸に刻んで、
なんとなく、しばらくぶりに胸に軽くなっている感覚はある。

でも、やっぱり未来に対して夢や希望を描けずに、不安の方が大きい。

2020年にどんな自分で何をしていたいのか、
どこに住んで、何に囲まれ、誰と一緒にいたいのか。
その先の何を見ているのか。
2021年の日本はどうなってるのか。

全然本とかも読まないし、経済の勉強もしてないし、
狭い世界で生きているので未来が全然想像できない。


でも、今年は大きく舵を切る年になるかなと思うので、
どこに向かうにせよ、悔いの無いように過ごしていきたい。



この数年、2月に運勢が変わる感覚があるので、いったん頭の整理は完了!
スッキリした!

CEATEC2017 富士通ウィンドサーフィンブース

CEATEC2017 行ってきました。

富士通の横井さんのウィンドサーフィンブースを見に!
開催期間まだ終わってなくて良かった~!

 

 

CEATECとは
http://www.ceatec.com/ja/

毎年10月に幕張メッセで開催されるアジア最大級の規模を誇るIT技術とエレクトロニクスの国際展示会である。
Wikipediaよりー

 

 

 

富士通社員でアマチュアウィンドサーファーの横井愼也さん
津久井浜のワールドカップ以来、ちょこちょこお会いして現状を伺っている。

ー活躍はこちら 富士通ホームページー
http://journal.jp.fujitsu.com/2017/07/07/01/

 

 

今回も、横井さんの活動の最新情報を得るために、そしてウィンドサーフィンがCEATECというITイベントで展示される様子をこの目で見たくて行ってきた。

 

以前、横井さんの研究についてすごく分かりやすくNHKで取り上げられた。

あれからどんどん進化してた!

 

ー以前の横井さんについての大反響ブログーhttp://oceangirlmi-na0375.hatenablog.com/entry/2017/07/17/192826

 

 

 

 

海浜幕張駅を降りると、真っ黒のスーツ姿のビジネスマンの行列が。。この雰囲気久しぶりでちょっと圧倒される。

 
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『横井さん~!CEATEC今から向かいますが、いらっしゃいますよね?』

念のため確認してみた。

でも既読になることは無かった。←後で理由がわかる

 

 

 

到着して当日チケットを購入しいざ入場!

幕張メッセってこんなに広いのね!

富士通の出展するブースにたどり着くまでにかなり歩いた。

 

見つけた!


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富士通ブース、、、

 
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広いっ!!!!!
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パンフレットを見ると、富士通さん
CEATECで一番大きいブースじゃないですか。
(パナソニック富士通)
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ブースにたどり着くと
なんか並んでいる列が。
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うそー!すごい。

入るのに並ばなきゃいけないの?

嬉しいような、複雑な気分、、、

 

ウィンドサーフィンのセイルが立ってる!

なんかすごい!

 

 

 

 

とりあえず列に並んでいると、スタッフのお兄さんが、『こちらVR体験の列です~』と案内していた。

 

私『VR体験したい訳でなく、この中入りたいんですが、、、』

 

ス『あ、今説明ツアーの方々で埋まっていて、このツアーが終われば一般の方々どなたでも入れます!』

 

私『そのツアーとはいつ終わるんでしょう?』

 

ス『えーっと、、、あと10分くらいですね!』

 

 

 

了解しました。

しばし待つことにしよう。

 

 

ツアーって。。。!

事前申し込みした方々は、説明係の人に先導してもらいブース内を一通り説明してもらえるんだとか。

 

VRに並ぶのを辞めてとりあえず外から覗いてみると、、、

 

 

 

横井さん!

 

発見!!!
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なんだか、熱心に説明なさってた。

 

 

お客さんとの会話が終わり、一人になった横井さんに手を振ってみた。

 

気づいて~!!!

 

私( ´Д`)ノ

 

横(・・) 、、、 →  ヾ(・◇・)!!!

 

 

気づいてくれた横井さん。

 

だいぶお疲れの様子でしたが、いつも通り爽やか。


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横『わざわざ来てくれてありがとう!入っておいでよ!』

私『はい。入りたいんですが!、、』

横『あ、まだツアー中でした』

私『らしいですね。』

 

 

私『にしてもすごい大盛況ですね!すごすぎます!』

横『そうなんですよ。ありがたいことに休む暇も無いくらいで、、』 

 

そうこうしてるうちにツアーが終わったようで、ブースに入れることに!

 

 

まず、こちらが皆さん並んでいたVR!


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私は以前見たことある映像だったそうなので割愛させて頂きました。

まるでウィンドサーフィンに乗っているような海の上をスピード感たっぷりに走る映像が見られます。

 

そして、、、

初のエアーセイル!

膨らますだけのお手軽セイル!乗ってみた。
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実際に自分でセイルを動かしてみて、連動するモニターを見ることができてとても面白かった。

(安全を考慮してロープで固定してあったので、セイルの可動範囲が狭く少しわかりにくいかもですが。こんな感じ)
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ー乗りながらリアルタイムにモニターに映るセイルが動くー
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ちなみにボードが置かれていたパネルは、海面が後ろに向かって流れていくようなディスプレイで、滑走感を表していた。

細かいこだわりが♪
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先日江ノ島でウィンドサーフィンの世界選手権があって、そこにも横井さん達が来ていたので話を聞いたら

これまでセイルだけにセンサーを取り付けていたけど、最近ボードにも取り付け、ボードとセイルの両方の角度を計れるようになったとのことだった。

 

ー世界選手権の時にもらったという海外トップ選手達のサインが!ー
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そして、今回見てみるとまた進化していて

乗り手にもセンサーを付け

①セイル

②ボード

③乗り手

との関係をパラメーター化して測れるようにする段階にきたとのこと‼

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そのために、セイルやボードや乗り手のどんなデータをどのようにパラメーター化するかを整理していた。

(例えばボードの角度、乗り手の立ち位置、重心など)

 

コンピュータに分かるように全てを数値化しなければならないので、これまで多くの人の感覚でしかなかったものが見えるようになる。

 

数式やパラメータなどまとめた資料もブース内で公開されていた。

すごくわかりやすく方程式やらパラメータを公開していて、大丈夫なのかなと思いつつ全部見てきた。

 

ーこちら、ほんの一部ー
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いつも話を伺っているつもりなんだけど会う度に面白い!

 

このスピード感と情熱は、さすが。

ミッションを感じる。

 

 

ーウィンド映像も展示されてましたー

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 こんな感じで、最新情報を伺いながらブースを一通り見せてもらっていたら、

『企画者の方はどなたですか?』との声が聞こえ、横井さんはまた別のお客さんの対応に。

 

企画者の横井さんはもう引っ張りだこだった。

これは邪魔したらいけない!

と思い、ブースを出て他ブースを見学することに。

 

 

ーロボットやドローンが目立ったー

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 それにしても人が多かった。

イベント終盤のはずだけど、初日から最後までかなり盛り上がったらしい。

 

 

 

しばらくしてようやく一休み出来るとのことで、ブースから出てきた横井さんと合流。

毎日お手洗いに行く暇もないほど大盛況とのことだった。

お疲れ様です!

 

全然他のブースを見ていないとのことなのでお互い興味のあった"ONE JAPAN"ブースへ一緒に行くことに。

 

私は【NeuroSky】の脳波センサーがONE JAPANブースで使われてるんじゃないかと聞いていたので、確かめに。

 

こちら!
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小山さーん‼使われてましたよー‼
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マインドフルネス体験をして、その人の脳波の状態によって花が咲くという。可愛い◎
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 もう一ヶ所Neuroskyのセンサーを使った展示をしている会社があったようなのだけど、見つからず。

 

 

その他ONEJAPANハッカソンで生まれたサービスとかも見せてもらったりした。

これも面白かった。
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残念ながら、久しぶりにお会いできるかな?と思ったパナソニックの濱松誠さんには会えなかった。残念。

でも、そもそもONEJAPANがCEATECで展示していることにびっくりだった。面白かった~!

 

ーブースマップにはロゴ入りで目立ってたー
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横井さんの休憩?はあっという間に終わってしまった。

 スマホも見る暇がないのも納得!

 

 

 

 

今は新しいパラメータについては仮説検証の段階だそうで、これからどんどん実証実験を行い、多くの選手のデータを収集していくそう。

 

 

 

海外選手も大注目しているこの技術。

CEATEC初日には海外メディアも取材に来てびっくりしたとのこと。

フランスの国営メディアなんかも来ちゃったらしい!

確かに、フランスでは大きな国際大会を毎年開催しているし、ヨーロッパではウィンドサーフィンは超メジャーで盛り上がっている!

 

フランスメディアにどんな風に取り上げられたんだろう?と軽く調べたけど、フランス語で検索しなかったからだろうか、アメリカで取り上げられてるのが見つかった!

 ロサンゼルスのメディアかな?

ー動画の1:45くらいに横井さんが映ってる!ー

http://ktla.com/2017/10/09/innovations-at-ceatec-japan/

 

 

 以上、勝手にCEATEC横井さんレポでした。

 

今は愛知県蒲郡で週末から開催される

日本初開催のセーリングワールドカップへ、日本人選手(伊勢田愛、小嶺恵美)のデータを取りに行っているよう!

http://swc-gamagori.jp

 

これから海外へも自ら出向いてデータを取りに行く予定らしく、、、!大忙しの横井さん。

ご自身のウィンドサーフィンの練習時間を確保できているのかはちょっと心配だけど。

(横井さんは自らスラロームのワールドチャンプになることを目標としています!)

 

なんと最近テクノも乗り始めたようで、スラロームだけでなくコースレースもやってみようかななんて言ってたり。

すごい!

 

 

日本のセーリング選手のオリンピックメダリストを生む!というミッションのために、

益々スピード感を持って研究を進めていきそうな横井さんから目が離せない◎

 

 

 

 

ー関連リンクメモー 

 

CEATEC
http://www.ceatec.com/ja/

 

 富士通

http://journal.jp.fujitsu.com/2017/07/07/01/

 

ラピスセミコンダクタ

http://www.lapis-semi.com/jp/solution/windhack/index.html

 

 JWA日本ウィンドサーフィン協会

http://jw-a.org/

 

ウィンドサーフィン日本代表小嶺恵美

https://www.teammineko.com

 

ウィンドサーフィンラボ

https://www.facebook.com/windsurfinglab/

 

 蒲郡ワールドカップ

http://swc-gamagori.jp

 

ONEJAPAN

https://www.facebook.com/one.japan.org/

 

Neurosky

http://www.neurosky.jp

 

 

 

 

  

 

 

 

ウィンドサーフィンの歴史まとめ ~全盛期を見てみたかった~

ある日たまたま見つけてしまった。

わたしの知らないウィンドサーフィンの昔。

1980年代やそれ以前も‼ 

そしたらどんどん調べたくなり、、、

 

 

色んなブログを勝手に紹介していきます!

自分の備忘録として面白い記事をまとめていけたらと。

 

日本にウィンドが上陸して、とにかく盛り上がったウィンドバブルの時代。

この時代を過ごしてみたかったな~!!

 

 ーーーーーーーーーーーー

 

 

ボートまで自作しちゃう熱い親子ウィンドサーファー。

かなり面白い!

やっぱりマルイで販売してたんだな~。

https://blogs.yahoo.co.jp/jmpapa99/11806817.html

 

 

微風で気持ちよく乗りたいという意見もあるのかー!

https://www.google.co.jp/amp/s/plaza.rakuten.co.jp/deeposaka0711/diary/201409080000-amp/

 

 

ウィンドサーフィンのフォトグラファーの方の話も。

フォトエッセイが出たら絶対に買う!昔の写真見たいな~!http://yamasemiweb.blogspot.jp/2015/08/japanese-famous-out-door-sports.html?m=1

 

 

KAZIの表紙だ!ポパイではウィンドサーフィンかなり取り上げられていたとは聞いたことがあったけどこれか!

https://plaza.rakuten.co.jp/deeposaka0711/diary/201004250000/?scid=wi_blg_amp_diary_next

 

 

とにかくモテた。車に積んでるだけでモテた。というお話。

https://ameblo.jp/keneagle/entry-10609117243.html?utm_source=gamp&utm_medium=ameba&utm_content=general__keneagle&utm_campaign=gamp_paginationThumbnail

 

 

面白いー。

にしても、ハエ叩きとか久しぶりに聞いた! ウィンドから離れると使わない単語。笑

http://app.m-cocolog.jp/t/typecast/113809/101905/56988320

 

 

ウィンドサーフィンは商標の関係でボードセイリングという別名を持った。なるほど。

当時のウィンドサーファーのリアルが面白い。スマホもネットもない。風があるかも分からずとりあえず遠くのゲレンデに通う。ブームは木製、マストはアルミ‼

 http://www.k5.dion.ne.jp/~wavekich/kazenakama/kamekichi/kamekichi.html

 

 

 

随時追加したい。

涙の国体3連覇!愛媛国体優勝。小嶺恵美サポート記録

愛顔つなぐえひめ国体セーリング競技会場へウィンドサーフィンの応援に行ってきました。
愛媛県代表、一宮グループ所属の【小嶺恵美】(通称みねこ)のサポートです。


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滞在期間のレポートと、ここに至るまでのみねこについてほんの少しだけ書きたいと思います。

 

 

 

《 風に翻弄された大会運営 》

 

愛媛県新居浜市は瀬戸内海に面した”穏やかな”海が一面に広がる地域。
なかなか厳しい大会運営になることはもうずっと分かっていた事でした。
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結果的に、風がほとんど無い中でレースを行ったり、風が吹くことをひたすら待つウェイティング時間がとても長い大会となりました。

 

もともとは
30日:トライアルレース
1日:2本レース
2日:2本 レース

3日:2本 レース

4日:表彰
というスケジュールでしたが、


30日:トライアルレース
1日:1本レース
2日:1本 レース

3日:1本 レース

4日:表彰

と3本しかレースを行うことが出来ませんでした。

このたった3本のレースの重さ。。。

波瀾万丈な大会となりました。

 

 

 

 

 

《 1位 と 2位 の大きすぎる差 》

 

1日目は風が無く、かろうじて1本行ったレースは、風下に打たれたはずのマークに上るようにして向かうことになるなど、風向が180度フレるような恐ろしいコンディションだったようです。
そんな中ウィンドサーフィン女子はコース短縮され、2上マークでのフィニッシュとなりました。

レースを成立させなければという運営側のプレッシャーと、風向が大きくフレすぎて、普段通りレースが出来ないという選手側の緊張感の中で成立した1本目。

みねこは愛媛県代表選手としてどんなコンディションでも前を走らなければならない重圧の中で、なんとか2位でゴールしました。

 

昨年、みねこは岩手国体で、
全 レ ー ス 1 位
でゴールし完全優勝を果たしました。

 

その事もあり、2位で帰ってきたみねこに周囲の人は『明日こそがんばれ!』というような反応だったようです。

 

つまり、2位ではダメなんだと。

 

他の人との総合得点を競うものなので、結果的に1本も1位を取らなくても優勝出来ることもあります。
でも、そのときにみねこは
1位で戻ってこないとダメなんだと感じたようです。

周囲の人達はもちろんそんなつもりで言ったのでは無いと思います。期待を込めてみねこに明日も頑張って!と言ったんだと思います。

でもみねこにとっては、絶対に勝たなくてはいけないという想いをさらに強くさせた初日になりました。


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《 1本 のレースの大切さ 》

 

2日目も風は無く、前日実施できなかった分も繰越して3本行う予定でした。
でも本当に風が無く、時々放送される現在の風速は2.5ノットなど、なんとか風軸が取れるかなくらいの風でした。

結果的に朝の1本だけ行い、そのレースでみねこは1位を取って帰ってきました。

しかも、そのレースでリコール(フライング)があったようでした。

リコールはそのままゴールしても得点になりません。失格となり出場者数プラス1の得点となります。リコールした人は、その直後にスタートライン横の船を回って解消しなければなりませんが誰もそれをしていませんでした。
みねこも含め何人かの選手が "自分がリコールしたのかもしれない" と順位が貼り出されるまでざわつく1日となりました。

 

あと1日を残して2本しかレースが成立できていない状況にリコールの発生があり、なかなか緊迫した2日目となりました。

 

 

その日のうちに順位が貼り出され、みねこはリコールではありませんでした。
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ほっと一安心したと同時に、もう翌日は最終日でした。


これで全てが決まります。
最終日に向けて気持ちを切り替えていました。

 

 

 

 

 

《 海には風の神様がいるんだと本気で思った 》

 

この大会でのみねこのライバルは
リオ五輪出場の福井代表選手と
ロンドン五輪出場の東京代表選手。

全日程で4本以上成立すると、一番悪いポイントをカットすることが出来ます。
まだ2本しか行っていなかったので、最終日に1本で終わるか、2本以上行うかでかなりポイントが変わる状況でした。

東京の選手とは2ポイント差、福井の選手もリコールをカットすればトップ争いでした。

 

 

最終日、午後から風が吹く予報でした。

朝一番からのレースを予定していたので、9時前からウェイティング。

そのまま長い長ーーいウェイティングとなりました。
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『いつフラッグが揚がるか分からないから、お昼ご飯も食べれないよ、、』
とみねこはウィダーなどをちょこちょこつまむ程度で過ごしていました。
選手にとって風待ちのウェイティングはなかなかストレスになります。

ところが14時頃から、
ウィンドサーファーの芝生エリアで、所々でソワソワとしはじめました。

『沖の方の島の向こうは風速10メートルくらいらしい』
強い風がどんどん近づいているようでした。

 

 

『そういうことは良くあるけど、、、必ずしもこっちまで届かないんだよ、、』と新居浜を良く知る者として、みねこは風が見えるまで冷静に待ちました。

でも間もなくして変化が現れてきました。

『あっちのほう雲の晴れ間があるね‼もしかしてホントに吹いてくるかも』


そんなことをジュン達と話していたら
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水平線にぼんやり霞んでたたずんでいた島々が、くっきりとグレーの細い帯の上に浮かび始めました。

水平線をなぞるその帯はだんだんと幅を広げて私たちの方にその黒い面積を広げて来ました。
あんなに分かりやすいのか!というくらい、風が迫ってきました。
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海面の白と黒の境目はハッキリまっすぐに別れていました。

みるみるうちに真っ白だった新居浜の海は全て真っ黒に!
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30分前の穏やかさを忘れるほど強風になりました。

 

ウェイティングが解除されいよいよレースです!

これからあと2本やるかもしれない。そんな雰囲気でした。

 
《現在の風速は17ノットです》と放送が流れます。
→風速はノットの約半分なので風速8メートルほど

 

一気に風が吹き上がり、ヤシの木はワサワサと揺れていました。
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風は上がっています。

 

フォーーーン‼

 

合図が鳴りました。
いよいよ出艇です!

 

メンズが先に出ていきます。
各県の応援歌が重なるように合唱されます。

『セッティング、変えたほうがいいかな』

みねこは出艇して走り出すメンズを見ながら、最後までセッティングを詰め直しました。
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みねこにとって、
この風域は得意ではなくむしろ苦手でした。

 

苦手な強風を克服すべく、今年は本当に沢山の試みをし、海外選手やコーチに学び、それまでの自分を否定しながらあらゆる挑戦を続けてきました。

なかなか結果に結び付かない時期を過ごしながら、本人よりむしろ周りが悶々とすることも多かったのではとすら思います。


本人はいつもただひたすら努力してきました。
結果はいつか必ずついてくると信じて努力するしかないことを知っているからだと思います。

 

とにかく、結果に出ない時期も、何も落ち込むことなく、次の課題を見つけてひとつひとつ努力し続けてきました。

 

まだまだ強風を克服できたわけじゃないけど、今日ここで、今の自分の出来るベストを尽くして勝つしかない。この時もそんな感じだったんじゃないかなと思います。

 

海を見る表情は、珍しく若干緊張している様子でした。

浜には所属の一宮グループの応援に来て下さった方々や、
チーム愛媛のみんなが駆けつけ、応援歌を歌って見送ってくれました。
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この頃には空が晴れていました。

 

海には白波が立ち、風が上がっているようでした。

出艇するウィンドサーファーの激励のために浜には多くの人が駆けつけ、一気に盛り上がった雰囲気の中、レディースの合図が鳴り一斉に海に出ていきました。
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ー 現在の風速は20ノットです ー

 

さっきより風が上がっています。
セッティングを最後まで気にしていたみねこ、大丈夫かなと小池さんと最後まで心配していました。
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ハーバーからレースは見えません。
私たちは観戦用のスクリーンがあるテントに向かい、中継を見ることにしました。

中継ではウィンドサーフィン男子が放映されました。

男子の愛媛県代表の工藤輝がずっと中継されました。
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輝頑張れ!!!!!

と小池さんと応援しながら、女子は映らないのかと待ちましたが結局映らず、
ラッキングを見ると女子もゴールしていました!

そして、1レースを終えて浜に向かってきている!

 

みねこが1位でした。

 

なんと下マークまで他の選手と接戦ののち、最後にトップフィニッシュで1位に!

胸が熱くなりました。

 

そんな感情に浸っている暇もなくみねこを迎えに浜に向かい走りました。

 

小池さんはついさっき、帰りの空港に向かって出発したところでした。

一人でカメラを持って浜まで走りました。

 

浜につくと、ちょうどみねこが帰着したところでした。

海から戻るところを撮れなかった!
なんという。。。orz

チーム愛媛のみんなに囲まれ、
みねこが手で顔をぬぐっていました。

みねこが泣いてる。

久しぶりにみねこの涙を見ました。

 

岐阜の時は、泣いていた気がします。

リオ五輪予選が終わってあかねたちとご飯を食べに行ったとき、熱くなっていろんな話がヒートした時でさえ、泣いてはなかった。

岐阜ぶりだと思うと、、、何年だ?

5年ぶりの涙だ。

 

ゴールした瞬間、海の上で号泣したそうです。
その光景を想像しただけで泣けてきます。
浜についても目が赤くて、涙が光ってました。
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まさかの

この1本でウィンドサーフィン女子は終わってしまいました。

 

風が吹きすぎて、女子は危ないとなってしまったようで、男子は2本実施しましたが、女子だけ1本で終了となりました。

 

もし、あと1本あったとしても、


この3本目のレースで1位で帰ってきた事で、みねこの優勝はこの時点で決まりました。
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本当におめでとう。

 

ものすごい重圧のなか、みねこは見事に優勝しました。

 

国体3連覇、6回目の優勝。

 

勝って当たり前の状況で勝つ、本物の強さだと木村監督は語ってくれました。

 

 

落ち着いたところで道具を前に一通り記念撮影なんかをして
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輝がいい走りをして浜へ戻ってきました。

海に入って迎えに行きました。
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レースを終えて、二人で今日を振り返っていました。

 
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道具を片付け、

みねこは海に担いで放り投げられていました。

ウィンドサーファーらしい祝われ方でした。

 

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陽が沈んでいきました。
みねこの愛媛国体が終わりました。

 

愛媛のテントに戻ると、監督と抱き合ってまた泣いていました。


涙が止まらないようで、号泣するみねこを木村監督はヨシヨシと抱きしめてました。


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こんなみねこの姿を見て、私も目頭が熱くなり、涙が出てきました。

 

 

真っ暗になるハーバーに、"報道"というみどりのゼッケンを着た人達がゾロゾロと機材を抱えて愛媛のテントに集まってきて、みねこを囲んで取材が行われることになりました。
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真っ暗な中で、ライトに真っ白に照らされてカメラが囲む中、
後輩のミキティがマイクを持ち、
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その日優勝を決めたみねこの、

まるでヒーローインタビューでした。


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いまの率直な気持ちはという問いに、
少し考えて、言葉に詰まりながら
『言葉にならない気持ちです。』
と素直に答えていました。

本当にそうだったんだと思います。
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みねこはここで絶対に勝たなければいけない大会でした。

愛媛県の一宮グループに所属し、多くの人に優勝だけを期待されてきたんです。
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オリンピックを目指しながら、国体選手としても活動し、どちらも全力で本当にここまで頑張ってきたことはすごいと思います。

ウィンドサーフィンは国体とオリンピックでは使う道具が違うので、その両立は大変です。

 

最終日の1本、あの風のなかで1位を取って帰ってきたことは大きかったと思います。


あの風で1位を取れたのは初めてだと言ってました。

 

ようやく少し、これまでの努力の成果が報われたんじゃないかと思います。
心から嬉しいです。

 


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ー写真 国体セーリングHpよりー

 

 

 

 

 

 

《 チーム愛媛の仲間と 》


3日にレースを全て終えたのは、男子種目とウィンドサーフィン女子だけでした。

次の日、まだウィンド以外の女子種目のレースが残っていました。

 

チーム愛媛は、
どの種目もものすごい実力を発揮し、見事天皇杯皇后杯を勝ち取りました。


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ー写真 国体セーリングHpよりー


感動の2文字、おめでとうの一言では表せません。

 

昨年のいわて国体で、全10種目中入賞したのがみねこ1人だったんです。
愛媛県のポイントはみねこの8点でした。

それが、なんと約60点ものポイントで総合優勝を果たしました。

 

みねこは直前まで江ノ島で行われた世界選手権に出場し、国体前入りは遅れ、
春や夏も海外遠征が多く、秋も葉山でのナショナルチーム合宿などで、なかなか愛媛のみんなと行動を共にできていませんでした。

 

でも、最後の最後に、


こうしてチーム愛媛として勝つべきこの大会でみんなで天皇杯を勝ち取ったことは、一生刻まれる財産になったんじゃないかと思います。

 

 本当に良い仲間に恵まれてみねこは幸せだと思います。

 

 

 

 

 

《 勝負の世界は最後まで何があるか分からない 》

 

本当に素晴らしい国体でした。

結果だけを見ると、
優勝すべくして優勝したように見えてしまうかもしれません。


当たり前のように、やっぱりやってくれた!と思うかもしれません。

全てが終わった、未来から振り返るとそうかもしれない。

 

でも、その時、その場にいると、
本当にどうなるか分からない状況でした。

ただ、目の前の1本、1位を取りに行く!

それを積み重ねるしかなかった。

 

いつ風が吹いてくるか分からない
いつレースの合図が鳴るか分からない
スタートしてもいつ風がフレるか分からない
いつコースが変更されるか分からない
いつ最後のレースになるか分からない

ほんとにそんな状況でした。

 

だから、終わってみて、
本当にこのたった3本にその時の全てを尽くして勝利を掴んだみねこに

尊敬と敬意と、感動しかありません。

 

本当にお疲れ様。
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あの場に、あの空間にいられたこと私も一生忘れません。

 

益々大きくなって、
これからも引き続きみねこはコツコツと努力し続け、前に進んでいくと思います!


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愛媛国体優勝、天皇杯皇后杯、本当におめでとう!

そしてお疲れ様!

 

 

こうしてみねこの愛媛国体は終わりました。
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次は蒲郡のワールドカップと江ノ島のオリンピックウィークです。

 

これからも応援よろしくお願いします!

 

https://www.teammineko.com

ウィンドサーフィン RS:X 世界選手権 in江ノ島 2017 サポート記録 〜環境と雰囲気づくり〜

今回、こんなに国際大会を間近で応援したのは初めてだったので色々記録。

 

《宣伝広告と会場 》

この世界選手権の運営は神奈川県セーリング連盟と、日本ウィンドサーフィン協会、RS:X協会の3者で開催。

メインスポンサーはAOKI

ーマークにもAOKIのロゴー
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昨年のオリンピックウィークin江ノ島で初めて国際大会の応援に来て、どちらかというと閑散としたその雰囲気にちょっと驚いた。
それに比べると、今回は選手もスタッフも応援に来る人も一般の通りすがりと思われる人も多く、会場はすごく活気があった。

ただ今回も駅から江ノ島にかけてはノボリやポスターなどは無かったので、江ノ島に観光で来ている人達でさえ、国際大会が行われている事はほとんど分からなかったと思う。
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そう思うと5月に横須賀津久井浜にて行われたPWAワールドカップは宣伝広告がすごかった。
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京急ANAがメインスポンサーだったので、京急の中吊りはもちろん、津久井浜駅の改札を出るとすぐノボリがあってボランティアの人がインフォメーションとして座っていた。すごく感じが良いボランティアのおじさまと会話した記憶がある。色んな所でポスターも見かけた。
結果的に横須賀津久井浜へ5日間で3万人もの人が足を運んだとのこと。
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あそこまでBIGスポンサーをつけて宣伝をしてようやくあの盛り上がりなんだ、と感じた。
ただ、江ノ島だと何もせずとも観光客は来るから、津久井浜ほど宣伝をしなくても導線だけ作ればある程度の人は来るだろうとは思ったり。

 

 


《最新の観戦ツール》

今回は、海外で開催される大会ではよく見られる "GPSによるトラッキング" が行われた。
スマホでヨットー

http://smarttrac.jp/category-list/?rno=30
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選手にスマホを持たせて、誰がどこを走っているかをネットでリアルタイムに見ることが出来た。

19日以降は映像中継もあった。
ハーバーにある建物の屋上から超望遠での撮影と、海上の船からドローンを飛ばして上からの撮影。
ハーバーの建物内にパブリックビューイングスペースを設けて、大スクリーンで観戦できた。スマホ片手に映像を見る、という感じ。


ラッキングによって全体のレース展開を見ながら、映像によってリアルな選手の漕ぐ様子やスピード、距離感などを確認できた。

ーこれは大スクリーンの横にあったテレビー
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今回は今後のためのテストのようだったので、初日は映像中継の諸々のシステム調整という感じだった。
先頭を走る選手とかマーク付近など、映して欲しいところを映してもらえず、一緒に見ていた人達と『あー‼なんでここで切り替わっちゃうの〜!!』と叫びたくなることが多々あった。笑
でも21日以降は改善されていた。

パブリックビューイングスペースがどこにあるかというサインは特に無かったかな?
応援に来ていた人達に伝えて、初めて『あ、そんなのあるの?!見たい見たい!』という感じになった。

 

 

 

《出艇と帰着環境》
コンクリートのスロープを下って海に道具を浮かべるのだけど、スロープで道具を傷つけたり、スロープを下ったところの海中でウニを踏んでしまったりとなかなか選手にとっては神経を使う環境だった。
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普段ウィンドサーフィンはビーチでやることがほとんどで、海外で行われる国際大会も砂浜からの出艇がメイン。
ビーチだと広いし、ガリガリとコンクリートで道具を傷つけることも無いけど、ハーバーのスロープはスペースも決まっているのでプチ渋滞。
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みねこも最終日だったか、ウニを踏んでしまった。泣
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今後対策されるのかな?
ウニって勝手に取り除いちゃいけないのか?←勉強不足

 

 

 

《ボランティア環境》
今回はJSAF(日本セーリング連盟)とJWA(日本ウィンドサーフィン協会)でボランティア募集の告知をしていたよう。

ーみつけた募集の記事ー

http://jw-a.org/NEWSTOPICS/rsxworld

ボランティアとして参加して下さっていた方々はほぼセーリング関係者だったみたいで、運営の人がボランティアの人手が足りないと言っていた。

そんな中で選手達にレモン水やおにぎりを振る舞ったりしていて、日本らしいおもてなしというか、それは本当にすごいなと思った。

 

ここに学連OBOGの人達がもっと関われるといいなと感じた。オリンピックの運営となったらもっと多くの人が観戦に来て、もっと多くのボランティアが必要になるに違いないと思うので。

 

 

 

私の夫は会社のボランティアチームの運用を行ったりしていて、震災復興支援がメインで、スポーツイベントのボランティアも関わったりしている。とにかく色々な段取りや手順決め、ボランティアスタッフの管理や指示フォローなどなど、眉間にシワを寄せっぱなしで大変そうだった。

ボランティアって参加する方も運用する方もほんとに大変だと思う。
でも関わりたいと思っているOBOGが、本当は沢山いるんじゃないかなと今回感じた。私も出来ることがあればOBOGに投げ掛けたい。

 

 

 

《多くの人が足を運べる雰囲気づくり》
今回、ロンドン・リオ五輪金メダリストの、ドリアン選手の心優しいメッセージを受け取ったマコさんの呼び掛けがきっかけとなり、
慎さんや寧子さんなど先輩方から『もっと多くの人に応援に来て盛り上げて欲しいね』というような話があった。

 

私は21日の夜に急遽、学連のOBOGの20名ほどにメッセージを投げた。

『金曜日のレース後、もしくは土曜日にぜひ江ノ島に足を運んで欲しい。現役やOBOGに声を掛けてみてほしい。』

というような内容を結構長々と書いちゃって読みにくかっただろうし、笑

どこまでの人が拡散してくれたのかは分からないけど何件かのレスポンスがあって、後輩のとーるはすぐに『後輩を連れて行きます』と連絡をくれて嬉しかった。
彼は元々来てくれる予定だっただろうけど。

 

私だけでなく現場にいた色々な人が呼び掛け、結果的に土曜日は結構多くの人達が応援に来てくれてすごく盛り上がった。
現役はもちろん、もうウィンドからは離れてしまっていた人とかも来てくれて、久しぶりの再会も嬉しかった。
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その中の一人がこんなことを言ってくれた。


『一昨日の夜連絡頂かなければ多分来なかったと思います。
もうウィンドからも離れてるし、こんな大切な大会に直接来てもどんな雰囲気か分からないし、選手に迷惑にならないかな、とか。応援する人の居場所はあるかなとか思っちゃいます。
なので、声を掛けてもらって良かったです。』

 

この言葉をもらって、色々考えさせられるきっかけとなった。

会場の雰囲気を堪能して、色んな選手と話をしたり写真を撮ったり楽しんでくれていたのを見て心から嬉しかった。

 

あー。そっかそうだよね(>_<)

来づらいよね、、

 

その通りだなと思った。

ウィンドサーフィンをやっていたからこそ、レース前のピリピリした雰囲気とか、会場には道具が雑然とあちこちに置いてある環境とか、そもそも観戦が簡単でないスポーツだということを色々想像できる。


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だからこそ、気を使って来れないというのは本当にそうだなと思った。

あとは、ウィンドサーファーやセーリング関係者しかいない閉ざされた空間であることが、少しでもその世界から離れてしまった人を来づらくさせてしまっているのかなとも思った。

それはどんなコミュニティでもそうだと思うから理解できる。

そこを、『OBOGの皆さんいつでも戻ってきて関わって‼一緒にウィンドサーフィン界を盛り上げよう!』というコンセプトでJWAの学さんとかは動いてくれていると私は感じてる。

オリンピックまでにそういう空気を浸透していけるよう、私も出来ることをしたい。

 

 

私自身の国体とかを思い返すと、選手が『見に来てね』とは言いにくいかなーとは思う。競技的にせっかく来てもらっても観戦しずらいし、海に出てしまうので会話できるタイミングが必ずしもあるとは限らないし、自分が良い走りを見せられるかどうかも分からないし。
でも観戦しずらさが解消されつつあるなら、運営側がパブリックビューイングがあることなど会場のインフォを出してくれれば、多少来やすくなる効果はあるのかなと感じた。

 

あとは、私みたいな運営でも選手でも無く会場にいる人が『今こんな状況ですよ〜!』とゆるく発信するのもありなのか、と感じさせてくれた。
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応援に来てくれることが迷惑だなんてことは無い。

見てくれる人、応援してくれる人がいてこそのスポーツ。

私の大好きな武井壮さんが、いつもアスリートについて熱く語っていること。

 

 

でも、会場に足を運んで応援に来てもらうために試行錯誤色々仕掛けるのは、選手以外が全力でやればいい。選手以外でも出来ることだから。

そして、選手は出来る限りでいいから、来てくれた人と少しでも接点を持てる時間を作るだけでいいと思う。

みねこもレース後、応援に来てくれていた人達と話をしながら、セイルを立てて写真を撮ったりしていた。
ーこれはみねこが撮影する後輩たちー
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それでいいと思う。応援に来てくれた人達は、たった3分みねこと話をして日の丸の国旗の貼られたみねこのセイルの前で写真を撮れただけで『あー江ノ島まで応援に来て良かった!』と思ってくれると思う。

そして、その時間は必ず選手にもプラスになる。

みねこも『今日◯◯とか◯◯ちゃんとか来てくれてたね!』と喜んでた。

 

 

 当然だけど、応援しに来てくれる人達のフォローも含めてスポーツの環境設計って大事だなと改めて思ったところでした。

 

 

ーーー

 

選手にしか出来ないことは選手が

選手以外でも出来ることは選手以外が頑張ればいい。

 

私のやるべきことはそういうことだと改めて認識できた大会だった。

 

 

ウィンドサーフィン RS:X 世界選手権 in江ノ島 2017 サポート記録 〜大会の進みかた〜

2017年9月17日〜23日の6日間

神奈川県江ノ島にて開催された

ウィンドサーフィン RS:X級 世界選手権にて、日本代表ナショナルチームの小嶺恵美選手(以下みねこ)のサポートに行ってきたのでその記録。

今回は私もようやく理解した大会の進みかたについて。

 

 

 

《会場の江ノ島について》

江ノ島ヨットハーバーは、1964年と2020年の東京五輪でのセーリング会場。

ハーバーには1964年大会の痕跡も残る。


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相模湾は世界的に見ると強い風が安定して吹く場所では無いが、間違いなく日本の中ではセーリングスポーツのメッカのひとつ。

 
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セーリングスポーツとは》

セーリングスポーツとは、ヨットとウィンドサーフィンを含めて言う。

オリンピック競技ではウィンドサーフィンはRS:X級男女のみだが、ヨットが複数種目あり、合計10種目。

ーオリンピック種目ー

http://jsaf-osc.jp/cn02/pg02-1.html

各種目についてはこれが分かりやすいかも

https://www.2020games.metro.tokyo.jp/taikaijyunbi/taikai/syumoku/games-olympics/sailing/index.html

 

 

 

 

 

 

《大会の進みかた ー予選ー 》

超!要約すると、2日間で予選、2日間で決勝シリーズ、最終日はトップ10人によりメダルをかけた最終1レース。です。

16日から始まるはずだった本大会は台風の影響で延期に。

翌日17日に開会式のみ、18日からレースが行われた。

 

大会は大きく予選と決勝シリーズに分けられる。

メンズ約100名、レディース66名を半分ずつ4つのフリート(=ブロック)に分け予選を行う。

最初のフリート分けは、それまでの国際大会の成績によってとか?国別に偏らないようにとか基準があるみたい。←勉強不足です
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男女同じ仕組みなのでここではレディースの説明をすると、

まず運営側から振り分けられたYellow/Blueフリートで、今回だと初日2レース行った。各フリートで1〜33位を決める。
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1位=1ポイントで計算し、合計ポイントの低い人からYellow/Blueフリート合わせて66人で順位を付ける。

(2レースの結果が3位、18位だと21ポイント)

 

66人の結果から再度Yellow/blueに平等になるように振り分け、予選2日目を行う。

昨日Yellowで今日blueになった人もいれば、昨日blueで今日もblueの人もいるという感じ。この予選期間のyellowとblueフリートに優劣は無い。

予選2日目は今回3レース行ったので、2日間5レースの合計ポイントの低い順に、改めて1〜66位の順位を決める。

ただし。

4レース以上行った場合は、最もポイントが大きかったレースをカット出来る(ポイント加算しない)

 

例えば、Aさんの5レースの結果が

3位、18位、29位、6位、12位だとすると

最も悪い29位をカットし、残りの合計39がAさんのポイントとなる。

全員がそれぞれ1レースカットした上で、合計ポイントの低い順に1〜66の順位がつく。

これが予選の最終順位。

一番左の数字が1レースカットした後のポイント。
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ちょうど半分で分けられ、

上位33名がゴールドフリートに(予選突破)、下位33名がシルバーフリートと進みます。

これで予選は終了。
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《大会の進みかたーReserve Dayー》

予選2日間を終えて、20日はReserveDayが設定されていた。いわゆる予備日。

自然を相手にするスポーツなので、風が弱すぎたり強すぎたり、風向が定まらなかったりなど、コンディションにより予定していたレースを行えない場合がある。

 

今回は『予選で3レース出来なかったら20日の予備日を使うよ!』となっていた。

無事に5レース行うことが出来たので、今回は20日は何も無い1日〜。

選手たちは体を休めたり、海外選手は近くで観光に行ったり自由に過ごし休息。

 

ちなみに2日間で3レースだった場合、予備日は使われず3レースで予選終了となるため、カットが出来ず3レースの合計がそのままポイントとなる。

 

 

 

《大会の進みかたー決勝シリーズー》

予選で振り分けられたゴールド/シルバーフリートにて2日間行われた。

みねこは予選を51ポイント30位で終えたので(9,11,(21),17,14位)ゴールドフリートに進んだ。日本人レディースでは唯一の予選突破。

 

決勝シリーズはゴールド/シルバーのそれぞれ33人のフリートで行われるが、この時点からシルバーフリートの人達がゴールドフリートの人達の順位を上回ることはない。

決勝シリーズでは、ゴールドフリートでは1〜33位を、シルバーフリートでは34〜66位の順位決定戦を行うイメージ。

今回は決勝シリーズ初日に3レース、2日目1レースの合計4レース行った。これで予選5レース含めて計9レース終えたことになる。

 

9レース中最も悪いポイントを1レースカットし、ゴールドフリートでの上位10名が最終日のメダルレースに進む。

みねこの場合、予選(9,11,21,17,14位)、決勝シリーズ(2,3,29,(32)位)だったので、合計107ポイント20位だった。

残念ながらトップ10に残ることは出来なかったけど、最終日のラスト1レースで最終順位を決めることになった。
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《大会の進みかたー最終日メダルレースー》

23日、大会最終日

昨日までの総合結果で、ゴールドフリートのトップ10の選手が、ラスト1レースで最終順位を争った。

 

10人でポイントが2倍となる。

1位=2ポイント、10位=20ポイント

最後のポイントを加算し、予選から含めた計10レースの合計ポイント(1レースカット)にて

最終順位を決定。

上位5人が入賞、3人がメダル表彰となった。

ゴールド/シルバーフリートも最終日も1レース行った。

ゴールドフリートは11〜33位を、シルバーフリートは34〜66位の順位決定戦だ。

 

最終レース33位だったみねこは、このレースをカットし、

10レース→  9,11,21,17,14,2,3,29,32,(33)

合計139ポイント 26位で本大会を終えた。

 

ゴールドフリートに進んだ日本人が唯一だったため、そのまま日本人トップとなった。
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《ウィンドサーフィンレースの楽しみかた》

という具合に、フリートに分けられて、シャッフルしながらの少し複雑な順位決めになっているし、

トーナメント制では無いので最終日まで全員がレースを行うので、

最終リザルトだけを見ると、分かりづらいかもしれない。

 

まずは予選で決勝シリーズのゴールドフリートに進めるかどうか。

それから、大きく順位を落とすようなカットレースを作らずなるべくポイントを纏めているか。カットポイントがいくつで、そのポイントを使えるかどうか。

 

などがレース展開の見方になるかなと。

 

フリート分けとリザルトは各大会のホームページに随時UPされるので、それを見ながら応援するのが良いのだけど、どこに載ってるのかわかりずらかったりするイメージ。よく国際大会のHPで迷子になる。。英語だし。。

ー大会公式HPー

http://www.rsxclass.org/worlds2017/

 

 

 

《ちなみに、、、》

 さて、こんなに頑張って説明したけど、

なんと東京オリンピックのルールはまだ確定されて無いのです。

 

例えば、今回は予選から含めて全ての順位を加算したけど、

別の方法だと、ゴールド/シルバーに振り分けた時点でポイントをゼロにリセットして決勝シリーズを行うとか、

メダルレースもそれまでのポイントをゼロにリセットして、最後の10人の1レースのみの結果で最終順位を決めるとか。

 

色々な方法をオリンピックまでに試しながら決めていくようです。

 

 

 サポート記録に続く。

 

 

  

日本で一番消滅に近い村と言われる群馬県南牧村が、想像以上に素敵でエネルギー溢れる村だった。【なんもく大学へ火とぼしを見に。】


先日、念願の群馬県南牧村に行って来ました。

 
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なんもく大学の話をいつも聞いていて、1度は行ってみたいと思っていましたが、

年に一度のふるさと祭 火とぼしを見に行くことが出来ました。

 


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今回は友達のいとまいと一緒に♪

東京から新幹線で1時間(片道4410円)、普通電車で2時間(片道2200円くらい)

高崎駅』で降りて

駅ビルのレンタカー会社で車をレンタル(一泊二日10000円)

そこから南牧村までは車で1時間ちょっとです。

 


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雨予報だったけど、

なんとか滞在中小雨でずっと耐えてくれて

お祭りも観光も楽しめました。

 

最近は弱い雨の日に素敵な経験が出来る事が多い。

 

写真は大好きだけど、こだわればこだわるほど感じる矛盾。


写真や動画でどんなに綺麗に、キャッチーに、面白く見せても
全然伝わるわけないのに。と。

 

写真にも、映像にも写らないもの
自分で見て、聞いて、触れて、感じたものを、一人でも多くの自分の大切な人に語ることで伝えられたらいいのに。

 

朝ベッドから起き上がり、行きたい場所に行け思うように自分の体を動かせる人は、こういう"本物の体験"がこれからはもっと必要だと思う。

インスタグラムやGoogleアース、YoutubeやVRでは
絶対に伝わらない。

 

ーーーーーーーー

雨なのか、川が流れる音なのか常にざわめく水の音
煙りの匂いに 飛んでくる灰
靴の裏の、濡れた落ち葉のぐにゃっとした感覚やその下のゴツゴツした石
厚みがあってふわっと柔らかくて、手のひらをやさしく跳ね返すコケ
恐怖心を感じる炎の熱とゆらめく影
えりかちゃんの手を強すぎるくらい強く掴んで火の粉散るなか急ぎ足で渡った橋
順番に雫をポタポタと地面に落とす緑の葉
パクパクと口を開けて必死に生きようとする魚がゆっくりと死んでしまう様
地元の方の伝統ある舞いの、少し不揃いの懐かしいような笛や太鼓の音
地元の茶髪の女子高生が迷いなく踊る盆踊りのしなやかに伸びた指先
古民家のカフェで食事を待つ間に、会話が途切れたほんの少しの時間を繋ぐしんとした静けさ
低く体に響く音と、小刻みに振動し続けるお寺の鐘のひんやりとザラザラした手触り
確かに聞こえたやまびこ
ちゅうきちさんや舞を踊った年配の方々の、真っ直ぐに伸びた背中にキラキラした目
小さな黒い熊の剥製
ばらまくように置かれたペットボトルや缶やお菓子のテーブル
夜な夜な紙コップに継ぎ足す、ぬるい缶チュウハイ
昭和のジャニーズのような綾野剛のような不思議な青年が次々とスラスラと語る南牧村の歴史と文化
眠いのか眠くないのか分からないくらい、会話も右から左にぬけてゆく午前2時の対話
やさしく甘い、炭酸の弱い梅ソーダ

ーーーーーーーーー

 

なんもく大学の事務局長、古川さんが熱くて面白い人で

こういう、村の外から来た人が、なんもく村の歴史や文化をスラスラと、熱く語る姿はすごくいいなと思った。聞きいってしまった。

 

お祭りも十分に堪能して、大満足だったけど、その後なんもく大学キャンパスという名の、空き家を改装した小さな古民家のはなれで


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四角い木の大きなちゃぶ台を囲んで6人で語り場。

 

テーブルには、ぬるい缶チュウハイや冷えたビール、トマトジュースにスピリタス、真っ赤なスナックに湿気ったせんべい、

床に座ってオレンジのLEDの灯りの下で、3:00まで途切れることなく色んな話をした。

 

トピックは色々で、ものすごく会話内容もこの空間自体も、すごく面白かったけど、盛りだくさんで頭パンク。笑

 

 
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せめて、書きながら追体験して、もう一度かみしめるなんもく村。

 
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行きたいなと思いながら、ずっと行ってなかったなんもく村。

聞いてたのとも、
写真や動画で見ていたのとも、

全然違った。

 

 

東京から一足のばせば、こんな素敵な場所があり、こんな素敵な体験が出来るなんて。

なんもく村の文化を知って、さらに興味を持ったので、

 

必ずまた行きたい。

 

 

帰りに下仁田温泉にも行った。

またこれが神秘的で。

 

群馬県がいますごく魅力的。